医療通訳技能検定試験

医療通訳に興味があり、医療通訳技能検定試験を受けてみたいと思っている方は多いのではないでしょうか。医療通訳技能検定試験は、医療通訳の分野で技能の客観的指標を希望する声が、多数寄せられたことで始まりました。

ここでは、試験の内容や受験をおすすめできる人、転職やキャリアアップへの活かし方、勉強法などを解説。ぜひ、チャレンジするきっかけにしてみてください。

医療通訳技能検定試験とは？

2014年から一般社団法人日本医療通訳協会が主催している、医療通訳技能のスキルを図る試験です。英語だけではなく、中国語やベトナム語、韓国語の4言語を対象にしています。

試験は2種類に分けられ、それぞれに受験資格が定められていることが特徴的です。

引用元：一般社団法人日本医療通訳協会公式サイト（https://www.gi-miaj.org/test）

医療通訳技能検定試験の受験を決めることで、医療英語を学ぶ意欲が高まり、モチベーションを維持しながら学習を進められるでしょう。また、医療英語のスキルアップが図られ、履歴書に記載できる資格として就職や転職、キャリアアップに役立つというメリットがあります。

医療通訳技能検定試験はこんな人におすすめ

医療通訳に関する筆記とロールプレイが試験内容になっています。そのため、医療英語の能力だけではなく、医療通訳者としての倫理、礼儀や態度、服装なども評価の対象。

医療通訳の実務経験が1年以上ある方、英語以外の言語の通訳者を極めたい方などにおすすめの試験です。

医療通訳技能検定試験が役に立つお仕事

医学知識や医療制度、倫理の他に、多数の語学力や通訳力、礼儀や態度など全てが評価対象になっています。そのため、医療英語の習得以上に、幅広いスキルを身につける必要があるでしょう。

よって試験に合格することで、グローバルな業界や場所で医療通訳者として活躍でき、ハイレベルのキャリア取得が期待できます。

医療通訳技能検定試験を受けるには？

一般社団法人日本医療通訳協会が主催する医療通訳者の試験。年に2回の試験が実施されていることが特徴的です。

また、働きながら試験を受けることになるので、効率良い勉強法を見つけることが大切です。高い点数を獲得し、医療通訳者として活躍できるスキルを身につけるために、医療英語専門のスクールで学ぶこともおすすめします。

まとめ

医療通訳技能検定試験は、通訳の場で役立つ医療言語を学ぶ意欲を保ち、ハイレベルな転職やキャリアアップを実現できる資格が取得できます。働きながらの勉強は大変ですから、確実で正確に医療英語を身につけるために、医療英語専門のスクールに入ることも検討してみましょう。

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この記事を書いたのは…？

ライター：石山亜由美
看護師・保健師歴10年以上の1児の母。国立大学医学部看護学科卒業。
大学病院（看護師）、健診センターや行政機関の保健師、クリニック勤務などを経て、2019年からはライターとしても活動。現在は看護師・保健師とライター業とを両立しながら、子育てや医療系の記事を数多く執筆している。
看護師の忙しさや辛さはよく身にしみており、自身もキャリア転換を図った経験がある。