看護師向けの医療英語スクールを紹介

こちらの記事では、看護師の業務に役立つ医療英語を学べるスクールをご紹介しています。外国人の患者さんとのやりとりをスムーズにしたい、英語の学術書を読めるようになりたい、アメリカ看護師試験「NCLEX-RN」対策を行いたいなどさまざまなニーズに対応できるスクールの情報を集めていますので、ぜひ参考にしてみてください。

選定条件：「看護師 英会話 スクール」とGoogle検索して50位まで調査。公式サイトが表示されている20スクールのうち、看護師用のコースがあり、2交替制でも3交替制でも無理なく継続できるオンライン授業に対応しているスクールを選定。（2023年12月5日調査時点）

HLCA（ハルカ）

家庭教師のようなスタイルで、決まった時間に講師と共にレッスンを行うことで学習を習慣にして継続することを目指していきます。集中して学習できるように、レッスンは1回50分となっている点もポイントであることに加え、シフト制で勤務時間にばらつきがあるなど看護師でも継続して学べるようにレッスンチケット制を採用しているコースが用意されている点も特徴といえるでしょう。
「医療英会話スタンダードコース」では、看護師を含むおよそ20種類の医療職種に対応した英語のレッスンを提供している点が特徴。レッスンを個別でオーダーメイドすることが可能であることから、看護師として必要となる英語を学ぶことができます。また、「看護英語コーチングコース」は３カ月間の短期集中コース、「医療英会話プレミアコース」は専属の日本人コーチがしっかりと進捗管理を行う中で医療英語学習を続けられます。

マンツーマン英会話教室/スクールのGaba

Gabaマンツーマン英会話では「医療従事者向けカリキュラム Medical Advantage」を用意しています。これは看護師など直接患者とやり取りを行う方、医療業界で働きたい方を対象としているGabaオリジナル教材であり、患者との円滑な意思疎通を図るための自然な英会話表現の習得を目標としています。

例えば「Medical Advantage レベル3」では、問診票の記入を依頼したり、症状について質問する場合などに役立つ表現を学んでいきます。また「Medical Advantage レベル4」では患者に対し症状の改善状況や来院理由を尋ねたり、入院の手続きや流れの説明の際に使用する表現を学ぶといったように、実際の医療現場で役立つ表現を学ぶことができるでしょう。

ビギン

マンツーマンのレッスンにより、「患者相手にこのようなことを伝えたい」という英語表現をロールプレイングの形で練習することが可能です。英語初心者レベルの看護師や医師向けのレッスンとなりますので、基礎英語力を養いつつ、それぞれの生徒の医療分野に合わせたシチュエーション、単語を取り入れていく点が特徴。さらに、ロールプレイなどの実践練習を組み合わせるといったように、完全カスタマイズのレッスンを提供していきます。

レッスンスケジュールは、講師とその都度相談しながら決めることが可能であるため、夜勤など不規則な勤務形態でも英語を学ぶことが可能です。レッスン料を無駄にすることがない、効率的に続けられるシステムとなっています。

エース

英会話・留学エースでは、マンツーマンのレッスンからグループでのレッスンを行っています。社会人向けの個人英語指導においては、看護師が現場で使用できる英会話を学ぶことも可能。病院やクリニックで使用する英会話から、NCLEX-RN イングリッシュまで、それぞれのニーズに合わせた指導が可能となっています。

個人指導を行う場合には、生徒が今どれくらいのレベルにあるかを知るところからはじめ、学習計画を立ててレッスンを行っていくことで、英会話を身につけていきます。また、同スクールの特徴として弱点の克服をサポートすると同時に長所を伸ばしていく独自メソッドを活用することにより、楽しく英語を学んでいける点がポイント。ひとりひとりの生徒に寄り添ったレッスンを行っていきます。

トム英会話スクール

看護師の仕事に直結する英会話から、学術書の読解や英文アブストラクトライティング、アメリカ看護師試験「NCLEX-RN」対策まで幅広く対応することが可能である点が特徴です。そのため、院内で外国人患者との会話をスムーズに行いたいといったニーズから、米国看護師国家試験を目指す人までさまざまなレベルのレッスンが可能です。

レッスンは平日昼間に行われる「昼割個人レッスン（50分）」または通常の「個人レッスン」にて実施されます。平日昼間に受講できる場合には「昼割個人レッスン」の方がおトクにレッスンを受けられます。また、レッスンは完全予約制となっていることから、無理なく続けられる点も特徴。キャリアアップを目指したい、外国人患者さんとのコミュニケーションをうまくとっていきたいといった方におすすめです。

ILC国際語学センター

ILC国際語学センターは、外国語教育を通じ、グローバルに活躍できる人材育成を行っています。特に専門分野別の英語教育にこだわっている点が特徴となっており、仕事や業務の中で真に使えるコミュニケーション力の育成を行っています。

同センターでは、オンラインで学べる看護英語コースを用意しています。こちらのコースは、1チャプター15分以内の動画教材を使用して学んでいく形式となっていることから、学びたいところや復習したいところを何度も受講することが可能（受講期間は受講開始から60日間となっています）。IPECオリジナル看護英語テキスト「Nursing English in Action 第2版」を元にして、テキストと動画を使用することによって効率的に学んでいきます。

シェーン英会話

シェーン英会話の看護師業界向け英語研修では、診察場面での英語の抵抗感を克服し、国際的な医療現場で必要なコミュニケーション能力を身につけることを目的としています。 この研修は、外国人患者への応対能力向上を重視し、医療専門用語の習得に加え、異文化理解と患者ケアに役立つ英語表現の習得を促します。

カリキュラムには病院スタッフ、診療科、医療設備、身体の各部位、血液、循環器系、呼吸器系などの基本から、診察、症状認識、痛み、薬物治療、栄養や衛生管理に至るまで、幅広いトピックが含まれています。

ニューワールドイングリッシュ

ニューワールドイングリッシュの「English for Nurses (clinic)」コースは、クリニックで勤務する看護師や医療事務スタッフを対象にした英会話プログラムです。このコースは受付業務や検診時に使える実践的なフレーズを提供し、学んだ表現を予習動画を通じてロールプレイ形式で確認することができます。

全4回のセッションを通じて、患者受付時の対応、症状の詳細を尋ねる方法、健康診断や検診時の基本フレーズ、さらには医師からの処方に関するアドバイスを行うための英語表現を習得します。現場でのすぐに使えるスキル向上を目指し、 現役医療従事者だけでなく、将来的に英語が必要な看護師を目指す方にも受けることが可能です。

エクスリンガル

エクスリンガルの看護師英会話コースは、国際的な看護活動や多文化医療現場でのコミュニケーション能力向上を目指して設計されています。このコースでは、医療専門用語の習得から日常の業務での様々なシチュエーションに対応する英会話スキルまでを学べます。内容には病院についての説明、診療科の案内、初診患者とのやりとり、薬の説明、痛みや症状の聞き取り、検査結果の伝達などが含まれ、高齢者の世話や栄養・セルフケアに関する会話、緊急時の対応など実践的な知識が学べるようになっています。

グループレッスンやマンツーマンレッスン、オンラインレッスンの選択肢があり、予算やスケジュールに応じた柔軟な学習プランが提供されています。無料体験レッスンも利用でき、自身のニーズに合わせてレッスンをカスタマイズすることが可能です。グローバルな看護分野で求められる英語力を身につけるために、エクスリンガルは理想的な選択肢を提供します。

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