スクール？アプリ？本？ 医療英語を学ぶにはどんな方法がある？

社会人になってから英語を学ぶためには、効率良く確実に身につけられて自分に合った方法を見つけることが大切です。特に、医療英語の場合は、専門的な言葉や医療現場で必要なリスニング、コミュニケーション力など総合的に学ぶ必要があります。

また、英会話のスキルはインプットとアウトプットを繰り返すことで定着します。そのためには、継続できる学習方法であることが重要です。そこで、基礎的な英語力を身につけるだけではなく、実践的な医療英語を学ぶための方法について解説。おすすめの学習方法も紹介していますので、学び方に迷われている方は参考にしてみてください。

医療英語を学べる学習方法例

医療英語の習得には、次のような6つの学習方法があります。１つずつ詳しく見ていきましょう。

• スクール
• アプリ
• 本
• コミュニティ
• 動画（eラーニング、ドラマ、ドキュメンタリー）
• 留学

スクールで学ぶ

医療英語を専門に学べるスクールは、医療現場で必要なスキルを総合的に身につけられます。また、講師と直接コミュニケーションを取れるので、効果的なアウトプットを繰り返し行えることもメリットです。

実践的な医療英語の習得には、話す力と対応力、コミュニケーション力の全てを学べる環境が大切でしょう。その点からも、医療英語専門のスクールはおすすめの学習方法といえます。

アプリで学習する

毎日忙しい医療従事者が、さらに英語を学ぶ時間を確保することは難しいかもしれません。そこで隙間時間で学べるアプリは、気軽に医療英語をインプットできるのでおすすめ。

翻訳機能があるアプリなど、医療の現場でよく使われるフレーズが学べます。ただし、独学はモチベーション維持のしにくさ、インプットした医療英語が現場で使えない可能性があります。医療英語を学ぶきっかけとして、アプリを使用すると良いでしょう。

本で学ぶ

一般的な英語学習では、英語の本を活用する方は多いでしょう。そして医療英語でも、医療英会話に特化した本から学ぶことは可能です。現場でよく使われる医療英語やフレーズを何度も繰り返し読んだり、持ち歩いて辞書代わりにしたりといった使い方があります。

ただ、実践的な医療英語は相手とのコミュニケーションが重要。本だけの学習では網羅できないこともあり、補助的な役割として活用すると良いでしょう。

コミュニティで学ぶ

モチベーションを維持して楽しく英語を学ぶために、同じ目的を持った仲間がいるコミュニティに入る方法があります。外国人がいる場合はアウトプットができるので、実践的な英語力を身につけられるでしょう。

ただ、医療英語の場合は専門的な用語やスキルが必要のため、一般的なコミュニティでは不十分。英語の基礎を身につける目的として、コミュニティ参加がおすすめです。

動画（eラーニング、ドラマ、ドキュメンタリー）から学ぶ

英語習得には、ネイティブの英語を耳からインプットすることが大切です。そこで、eラーニングや海外ドラマ、ドキュメンタリー番組などを視聴する方法があります。特に、医療ドラマでは、専門用語や現場で使うフレーズのリスニング力を身につけられるでしょう。

ただし、楽しく視聴するだけでは実践的な英語力の習得は難しいかもしれません。シャドーウィングをしたりアウトプットできる環境を整えたりといった方法も取り入れましょう。

留学で身につける

基礎的な英語力だけでは、外国人との会話は難しいでしょう。そこで、ネイティブの英語に触れて、コミュニケーション力を身につけられる海外留学もおすすめです。英語に触れて生活する環境であり、確実に英語力が身に付くでしょう。

ただし、医療英語は専門的な用語のため、一般的な留学では不十分かもしれません。海外の病院に留学するといった目的を決めることが大切です。

まとめ

このように、医療英語を学ぶための方法は数多くありますが、自分の性格や続けやすさなどから選ぶことが大切。この中でも特におすすめの学習方法は、医療英語専門のスクールで学ぶことです。

医療英語専門のスクールは、独学では難しいアウトプットや医療英語を学ぶ専用のカリキュラムが用意されています。よって、働きながらでも効率良く、確実に英語力を身につけられるでしょう。当サイトでは、おすすめの医療英語スクールを紹介していますので、どのような内容を学べるのかチェックしてみてください。

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この記事を書いたのは…？

ライター：石山亜由美
看護師・保健師歴10年以上の1児の母。国立大学医学部看護学科卒業。
大学病院（看護師）、健診センターや行政機関の保健師、クリニック勤務などを経て、2019年からはライターとしても活動。現在は看護師・保健師とライター業とを両立しながら、子育てや医療系の記事を数多く執筆している。
看護師の忙しさや辛さはよく身にしみており、自身もキャリア転換を図った経験がある。